コラーゲンに美白効果はあるの?シミは消せる?

コラーゲン,美白効果

美肌成分と言えばコラーゲン!というイメージが強いですよね。化粧品やサプリメントから、積極的に摂り入れている人も多いと思います。

コラーゲンは肌のハリを保つのに重要な成分ですが、実はシミを改善する効果も期待できます。


今回はコラーゲンの効果や働き、効率的な摂取方法について見ていきましょう。


肌ハリだけじゃない!コラーゲンってどんな成分?

コラーゲンとは

コラーゲンは、肌のハリを保つという働き以外にも体内で重要な役割を担っています。

では、コラーゲンは体内でどのように機能しているのでしょうか。

コラーゲンとは

私たちの体は約60%が水でできているのですが、その次に多いのがタンパク質です。

そして体をつくるタンパク質の30%を、コラーゲンが占めています。


コラーゲンは私たちの体にとって欠かすことができない物質というわけですね。

コラーゲンは、1400以上のアミノ酸がつながった鎖が、3本集まって巻きつき合ってできています。


このアミノ酸の3本の鎖は非常に強く結びついており、コラーゲンは物理的にも非常に頑丈な構造をしています。

コラーゲンはこのような特徴を活かし、細胞を支える役割を果たしているのです。


肌の真皮層では、その約70%がコラーゲンで満たされています。

網の目のように張り巡らされたコラーゲンが、ヒアルロン酸やエラスチンなどの保湿成分を支えて、肌のハリを保っているのです。

コラーゲンは年齢とともに減少する

体の中に存在するコラーゲンは、残念ながら年齢とともにその機能が低下していきます。

20代の初めには、何もしなくても十分に機能するのですが、30代半ばを境目に急激に衰え、50代では20代の半分程度しか機能しなくなってしまうのです。


年齢とともにコラーゲンの機能が低下する理由はいくつかありますが、その1つがコラーゲンそのものの劣化です。

加齢によってコラーゲンの代謝力が低下し、徐々に質の良いコラーゲンが減ってしまいます。


また、紫外線がコラーゲンの束を破壊してしまうことも、コラーゲンの質が低下する原因の1つと言われています。

紫外線はメラニン色素の生成にかかわるだけでなく、コラーゲンの劣化といった面でも肌にダメージを与えるのですね。

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コラーゲンに美白効果があるって本当?

コラーゲンの美白効果

コラーゲンは私たちの体の中で細胞を支える働きをし、肌のハリや潤いを保つ役割を果たしていますが、美白を目指す人にとっても大切な成分です。

では、どのようにして美白に効果を発揮するのでしょうか。

コラーゲンは「美白成分」ではない

コラーゲンは美肌を保つのに大切な成分です。しかし厳密に言うと、コラーゲンは「美白成分」ではありません。

「美白有効成分」とは、厚生労働省が承認した物質であり、「メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすの生成を防ぐ」という働きが認められるもの、もしくはこれに似た効果があると認められた成分のことです。


美白有効成分の代表的なものには、ビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタエキスなどがありますが、コラーゲンはこれに含まれていないのです。

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コラーゲンでシミを消すことはできないの?

先ほど紹介したように、コラーゲンにはシミやそばかすの発生を予防したり、すでに出来てしまったシミやそばかすをなくしたりする効果はありません。

美しく白い肌を実現するためには、やはり美白有効成分の含まれる美白化粧品を活用することが重要です。


しかし、コラーゲンは肌のターンオーバーを整える働きをしています。

そのため、メラニン色素や古い角質を皮膚の外に追い出すことで、明るくて白い肌を保つのに役立ってくれるのです。

美白にコラーゲンが重要な理由

コラーゲンは保湿成分を維持するという重要な働きをしています。

しかし、加齢によってコラーゲンが老化し、保湿成分を十分に保つことができなくなってしまうと、肌のバリア機能が低下し、肌が紫外線などの刺激を受けやすくなります。


肌は刺激を受けるとメラニン色素の生成が促進されるので、シミやそばかすができやすくなってしまうのです。

また、肌のターンオーバーが乱れると、メラニン色素や老廃物が体外に排出されずに皮膚の中に蓄積され、くすみの原因にもなってしまいます。


シミを予防する効果がないとはいえ、コラーゲンは美白を叶えるために見逃せない成分なのですね。


コラーゲンを効率よく取り入れるには?

コラーゲン,摂取方法

コラーゲンは色々な食材含まれていますが、サプリメントやドリンクなどから取り入れることもできます。

また、化粧品にもよく配合されていますね。コラーゲンは、どのようにして取り入れるのが効果的なのでしょうか。

食事からの摂取は意味がない?

コラーゲンを豊富に含む身近な食材には、豚のこま切れや鮭、ウナギなどがあります。

しかし、これらの食材から摂取できるコラーゲンは、分子量が10万以上と非常に大きく、体に吸収されにくいという問題があります。


ただ、食事からの摂取でも体内のコラーゲン量に全く影響を与えないわけではありません。

ホルモンやビタミンが体内で一種のシグナルとして働くのと同様に、食事で取り入れたコラーゲンは、肌の細胞や軟骨細胞に働きかけ、体内でのコラーゲンの合成を促します。


食事で取り入れたコラーゲンそのものが肌に直接届くわけではありませんが、結果的に体内のコラーゲン量を増やすのです。

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サプリメント・ドリンクは効果ある?

コラーゲンは食事からも取り入れることができますが、毎日しっかり取り続けるのは大変ですね。

最近では、多くの種類のコラーゲン配合のサプリメントやドリンクが販売されているので、ぜひ活用してみてください。


分子量が大きいと吸収されにくくなるので、分子量が1000~2000程度の低分子コラーゲン(コラーゲンペプチド)など、分子量が小さく体に吸収されやすいコラーゲンが含まれているものを選びましょう。

また、一度にたくさん摂っても意味がありませんので、サプリメントやドリンクは、毎日継続して飲むようにしましょう。

化粧品は低分子コラーゲンを選ぼう

肌を作る層のうち、最もコラーゲンが多く含まれているのは真皮層です。

保湿成分を保持したり肌のターンオーバーを整えたりするためには、この真皮層にコラーゲンが届くことが大切です。


しかし肌からつける場合でも、分子量が大きすぎると肌の奥まで浸透せず、コラーゲンが肌の表面に留まってしまいます。

この場合、肌の表面の保湿は可能ですが、真皮層の保湿効果を高めることはできません。


コラーゲン入りの化粧品は、分子量が小さく真皮層まで浸透しやすい低分子コラーゲンが含まれるものを選ぶようにしましょう。


美肌成分であるコラーゲンは、美しく白い肌を実現する心強い味方の1つです。

体に吸収されやすいサプリメントやドリンク、肌に浸透しやすい化粧品を活用し、年齢とともに減少していくコラーゲンをしっかり補いましょう!


この記事のまとめ

  • コラーゲンは肌の保湿成分を保持し、肌のターンオーバーを整える働きをする
  • コラーゲンの量は年齢とともに減少し、コラーゲン分子の機能も低下する
  • コラーゲンは美白有効成分ではないが、ターンオーバーを整えることで美白に役立つ
  • 食事から得たコラーゲンは、体内でのコラーゲン合成を促進させる
  • サプリメントやドリンク、化粧品は低分子コラーゲン配合のものを選ぶ