アンチエイジングに欠かせない必須美容成分



加齢によって、若さを維持するためのホルモンが減少したり、活性酸素によるサビが生じたり、紫外線や化学物質、ストレスその他の刺激によって細胞が傷つき、様々なエイジングが生じます。

そんなとき、体に摂りいれるものによって、エイジングを防ぐことが出来る、つまりアンチエイジングにつなげることができます。


ここでは、アンチエイジングに欠かせない必須成分などを紹介します。

上手にとり入れて、見た目も体の中も若々しさを保ちたいですね。


アンチエイジングに必要な7つの成分


1.コラーゲン

肌の弾力と言えばコラーゲンをイメージする方は多いでしょう。真皮層でコラーゲンが無数の網目状の層を作ることで、ハリやしなやかさを保つ肌の土台になっています。

コラーゲンは肌だけでなく爪や髪、骨や関節、血管にも使われていて、実に体のタンパク質の30%がコラーゲンで出来ています。


体の内外でしなやかさや柔軟性、弾力性を保つコラーゲンは、30歳を過ぎる頃から生成量が減ってきますが、食品やサプリメント、化粧品などで補うことが可能です。

食べ物では、魚の皮や軟骨、骨の周辺、鶏の手羽先、軟骨、豚足、ふかひれなどにコラーゲンが豊富であり、これらの食材から抽出したコラーゲンを含むドリンクや粉末、サプリなどが販売されています。


風味があるので、飲みやすいフルーティな風味のものから始めるといいかもしれません。

コラーゲン配合のスキンケア化粧品では、肌の乾燥を防いでバリア機能を高めたり、弾力を取り戻すためのベースをつくることができます。



2.ヒアルロン酸

肌の水分維持にはヒアルロン酸が欠かせません。

体内のヒアルロン酸量は年齢とともに減少し、40歳頃には赤ちゃんの時の20分の1程度になって、肌の乾燥が進み、シミやシワなどを引き起こします。


ヒアルロン酸は真皮層でコラーゲン繊維に潤いを与えるほか、肌表面や髪を乾燥から守ったり、関節や目、血管、心臓で柔軟性を保ったり、目の疲れの予防、傷の修復にも役立っています。


ヒアルロン酸は鶏のトサカの部分や卵の殻の内側の卵殻膜の部分に豊富で、これらから抽出した天然のヒアルロン酸は、人のヒアルロン酸に近く効果が得られやすいと言われます。

乳酸菌や微生物、菌を使って人工的に作られたヒアルロン酸もあります。


体内に摂りいれてもすぐに排出されるため、一度に摂るのではなく毎日こまめに摂ることが大切です。

3.エラスチン



エラスチンは、肌の真皮層で土台となるコラーゲン繊維に対しコイル状に絡みつき、頑丈なゴムのようにコラーゲン同士を固定して支えているため、不足すればたるみやシワを招きます。

体内で靭帯や軟骨、子宮、肺といった臓器の伸縮性を保つ役割もあります。


肌や臓器の若々しさを保つエラスチンもまた、エイジングによって不足していきますが、食事のほか、美容液やサプリメントで補うことが可能です。

コラーゲンが豊富な手羽先や豚骨、軟骨などにエラスチンも含まれています。


美容液やサプリメントでは、カツオやヒラメなどの魚や豚の血管組織から抽出したエラスチンが配合されています。

4.レチノール(ビタミンA)

レチノール(ビタミンA)には抗酸化作用のほか、炎症を防いで皮膚や粘膜を強化したり、眼精疲労を改善する効果があります。

ニキビや肌荒れを改善して、肌代謝を促してキメを整える働きがあり、アメリカではニキビや肌老化の治療薬として使用されています。


ビタミンAはウナギやレバーなどに豊富に含まれます。

ニンジンや春菊などの緑黄色野菜に含まれるβカロチンは、油と一緒になることでビタミンAとして働くため、油炒めやオイルドレッシングでいただきましょう。


レチノールの美肌効果を高めるために開発されたレチノイン酸(トレチノイン)にはシミやシワ、毛穴やニキビ跡、テカリの改善が期待できますが、効果の反面赤みやヒリヒリ感といった副作用もあり、敏感肌の方は注意が必要です。

5.ビタミンC



紫外線ダメージや老化、ストレスなどで発生する活性酸素を、ビタミンCの抗酸化作用によって取り除くことが出来ます。

コラーゲンの生成を助けたり、皮脂の過剰分泌やメラニンの生成を抑制するなど、美肌には欠かせない成分です。

野菜や果物、サプリメントでも摂ることが出来ます。


ビタミンCは不安定な成分で、すぐに酸化してしまい肌の吸収率も良くありません。

この点をカバーすべく開発されたのが「ビタミンC誘導体」で、成分が安定して酸化しにくく、美容液などに配合しやすくなっています。


さっぱりした水溶性タイプと保湿力・浸透力の高い脂溶性タイプがあるので、時間帯や目的に合わせて使い分けてみてください。

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6.セラミド

角質層で細胞間の隙間を埋めて、潤滑油の役割を果たしてくれるのがセラミドです。

セラミドもやはり加齢によって減少する成分で、これにより細胞間に隙間が生じ、傷んだレンガのように肌の老化が進んでシワや肌荒れを引き起こします。


セラミドには、肌のキメを整えるだけでなく、乾燥を防ぎ、細菌などのダメージから肌を守る働きがあり、アトピー性皮膚炎の改善効果が期待できるとされています。

スキンケア商品に含まれるセラミドには、馬などの動物由来のもの、コンニャク・米・麦・大豆などの植物由来のもの、人工的に作られた活性化セラミドがあり、動物由来の方が割高で吸収率が高くなります。


人工的なセラミドのなかでも注目されるのがヒト型セラミドで、浸透性がよく、高い保湿・保水力を発揮します。乾燥が気になる方に特におすすめです。

7.アミノ酸

タンパク質のもとになる小さな物質・アミノ酸も、アンチエイジングに役立ちます。

肌表面では、角質細胞の中で保湿成分として潤いやキメを保ち、真皮層ではコラーゲンやエラスチンの材料となります。


アミノ酸が足りないとタンパク質を作り出せず、元気が出ないだけでなく、シワやたるみの発生につながってしまいます。

グルタミンは胃腸の機能を高め、プロリンはコラーゲンをつくり、アスパラギン酸がエネルギー源になるなど、20種類のアミノ酸それぞれに役割があり、野菜や肉、魚、果物、穀物など様々な食べ物に含まれています。


バランスのいい食事を心がけるとともに、肌に元気が欲しいときにはアミノ酸入りの美容液がおすすめです。


その他、アンチエイジングに効果的な成分は?



アンチエイジング化粧品に使われることが多い成分として、抜群の抗酸化力があるアスタキサンチンや、ヒアルロン酸の1.3倍の保水力があるプロテオグリカンなどがあります。

また、ビタミンや各種アミノ酸、活性ペプチド、グロースファクターのヒトオリゴペプチドなど様々なアンチエイジング成分を含むプラセンタもおすすめです。


その他下記のような働きの成分にも、アンチエイジング効果が認められます。

・肌細胞活性成分
アミノ酪酸、リボフラビン、酵母エキス、加水分解酵母、イノシトール、レイシエキスなど

・保湿成分
BG、PG、PEG-20、グリセリン、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、コンドロイチン硫酸Na、ソルビトール、カミツレエキス、ローヤルゼリー、尿素、大豆エキス、リピジュアなど

・油分・エモリエント成分
アーモンド油、オリーブ油、ホホバオイルなどの各種油分やスクワラン

・美白成分
ルミキシルペプチド、アルブチン、エラグ酸、コウジ酸など

<アンチエイジングに欠かせない必須成分・まとめ>

  • コラーゲンは体の内外で柔軟性やハリを保つ
  • コラーゲン繊維を支え臓器の伸縮性を保つエラスチン
  • 潤いを保つヒアルロン酸は天然由来のほか人工成分も
  • ビタミンでA(レチノール)やCの抗酸化作用が高い
  • セラミドは老化による細胞間の隙間を埋める
  • アミノ酸は肌にとっても元気のもと