塩麹を使って自宅でシミ美白ケアができちゃいます!



日本酒や味噌、醤油づくりに欠かせない麹(こうじ)はご存知ですよね。

この麹に塩と水を加えて作るのが、塩麹です。肉や野菜を漬け込むとうまみが増したり、タレの代わりにも利用できる万能調味料で、ブームの際に食べたという方は多いのではないでしょうか。


美白に敏感な方は麹が肌にいいということを知っていると思います。では塩麹はどうなのかというと、やはり美白効果が認められています。

美味しい塩麹が美白にも使えるなんて、一石二鳥ですね。


塩麹とはどのようなものなのか、その作り方や効能をまとめ、さらにシミ美白のセルフケアでの利用方法を紹介しましょう。


塩麹って何?どんな効能があるの?


塩麹とは

麹とは、米や麦、大豆などの穀物に、発酵を促すコウジカビなどの微生物を繁殖させたものです。

日本酒の他、味噌や醤油など日本の食卓に欠かせない調味料の原料となります。


その麹に塩と水を加え、常温で一週間程度発酵させたのが「塩麹」です。

「塩こうじ」「塩糀」とも表記され、ほんのりと甘辛い風味があります。


調理で用いると、塩麹が食材のデンプンやタンパク質を分解して、旨味や甘味を引き出してくれます。

そのまま焼き物や炒め物の調味料として用いると、香ばしい焼き色がつき食欲をそそりますし、塩麹に肉を漬け込むと柔らかく美味しくなります。

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塩麹の効能とは


・疲労回復、ストレス抑制、快眠効果
塩麹に豊富に含まれるビタミンB1が、心身の疲労回復を促します。また神経機能を正常に保つ作用によって、イライラした気持ちが抑えられ、ストレスの緩和を期待できます。

塩麹に含まれる天然のアミノ酸・GABAは抗ストレス成分ともいわれ、リラックスによる快眠効果があると考えられます。


・肌や髪を再生させる
ビタミンB2、B6が細胞の再生を促し、肌や髪が美しく生まれ変わり、アンチエイジングに役立ちます。


・肌の保湿効果
麹菌から発生する成分・α-エチルグルコシドには、水分を保持する力があります。

保水作用は即効性があり、しかも低濃度でも認められるため、飲用以外にも外用薬、塗布など保湿を必要とする様々な商品に配合可能です。

スキンケア化粧品や美容機能食品にもよく使われています。


・生活習慣病予防
麹の発酵過程で、必須アミノ酸からペプチドが発生します。

必須アミノ酸は脂肪を分解して、血液をサラサラにする効果があり、そしてペプチドには血圧を下げ免疫力をアップする作用があります。


また、GABAにはコレステロール値、中性脂肪を抑える作用があり、これらが生活習慣病の予防に役立ちます。

ただし塩分が含まれるので、摂り過ぎには注意しましょう。


・便秘解消、免疫力アップ
塩麹に含まれる酵素・アミラーゼがデンプンを分解する過程で、オリゴ糖が生まれます。

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境が改善されてお腹の調子を整え、便秘解消を期待できます。免疫力向上にも役立ちます。

塩麹の作り方

材料は3つだけで、米麹100g、食塩35g(米麹の35%)、水を用意します。

塩分を気にして食塩の量を減らすと、腐敗や悪臭の原因になってしまうので、計量は正確にしてください。市販の手作りセットを購入してもいいですね。


米麹と塩を合わせ、塩が全体に行き渡るようにまんべんなくかき混ぜます。混ぜ方が足りないと腐敗することがあります。

麹がちょうど浸かるぐらいの水を注ぎ、一度よくかき混ぜます。時間が経つにつれ麹が水を吸って水位が下がるので、その都度加水します。


常温で、毎日1回かき混ぜながら10~14日間置くと発酵が進み、麹が柔らかくなって甘い香りがしてきたら完成です。

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塩麹で美白ケアができるって本当?


コウジ酸とビタミンB群の美白作用

1970年頃、日本酒を作る職人である杜氏の手が白く滑らかであることが注目されて美白成分の研究が始まり、発見されたのが、塩麹にも含まれる「コウジ酸」です。1988年には美白有効成分として認定され、様々な化粧品にコウジ酸が配合されています。

コウジ酸にはチロシンとチロシナーゼの結合を抑制する作用があり、メラニン色素の生成を抑えてくれます。


メラニンはそもそも、紫外線から肌を守るために作られる大切な物質ですが、日焼けやその他のダメージでメラニンが過剰になると、排出が間に合わずにシミとして沈着してしまいます。コウジ酸がメラニンそのものの生成を抑えることで、シミの元を減らしてくれます。

塩麹に豊富なビタミンB群が新陳代謝を促してメラニン色素の排出をサポートするほか、抗酸化作用からの美白を期待できます。

黄ぐすみを予防

若く健康な肌は白く澄んでいますが、年齢を経るとじょじょに肌の透明感が失われ、黄ばんできます。この原因になるのが「糖化」という化学反応です。

タンパク質と体内の糖が結合してAGEsという物質を発生させ、このAGEsが黄褐色をしているために、肌色が黄色くくすんで見えます。


タンパク質のひとつであるコラーゲンの糖化では、黄色くくすむだけでなくコラーゲンの弾力が失われて、ハリのない、毛穴の目立つ肌になってしまいます。

コウジ酸にはAGEsの生成抑制作用があり、コウジ酸がAGEs産生量の97%を減らした、という実験結果があるほど。この「抗糖化作用」が、黄ぐすみを防いで美白をサポートします。

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パックや化粧水で



塩麹でのパックは、人気の美白ケア方法です。塩麹大さじ2と小麦粉小さじ1を混ぜます。垂れやすいようであれば、小麦粉を少し足してください。洗顔後水分を拭きとった顔に、目の周りや傷口を避けて塗り広げ、しばらくしたらぬるま湯で優しく洗い流しましょう。

しばらくすると、肌色がワントーン明るくなりモチモチとした触感に。麹は粒が大きいため、詰まらないようにまずは指でぬぐい取ってから洗い流すのがコツです。麹の美白・美肌効果に加え、塩が余分な成分を除去する作用が働いていると考えられます。


塩麹で美白化粧水が作れます。塩麹50gをもみほぐし、60度に温めたお湯400ccを入れてかき混ぜ、2~3時間置いて清潔なガーゼで漉せば、麹の美白水の出来上がりです。冷蔵庫で1週間ほど保管できます。

コットンに含ませてパッティングしたり、パックしてみましょう。ホホバオイルをプラスすると保湿効果が加わります。化粧水を漉しとった後の麹も、保存は効きませんがパックに使うことができますよ。


塩麹のセルフケアと並行して、美白作用のある化粧品を使って、シミのない美しい肌を目指しましょう。シミ化粧品の口コミサイトには情報量が多く、色々な商品を比較しながら選べます。

<塩麹を使って自宅でシミ美白ケアができちゃいます!・まとめ>

  • 麹に塩と水を加え、常温で一週間ほど発酵させたもの
  • 疲労回復、ストレス抑制、美肌、便秘解消などの効能
  • 塩麹、食塩、水だけで、2週間ほどで塩麹が完成
  • コウジ酸がメラニン生成を抑え、ビタミンBにも美白効果が
  • コウジ酸の抗糖化作用で肌の黄ぐすみを予防
  • 塩麹パック、麹の美白水でセルフケアしよう