20代までとは違い、30代になると急にシミやくすみが目立つようになります。
しかし、「シミ対策ができる化粧品を買いたいけれど、どれを選んだらいいのかわからない」という方はいませんか?
この記事では、化粧品を選ぶ際のポイントを解説するとともに、普段の生活のなかでできるシミ対策も紹介しています。
正しいシミ対策の仕方を学んで、きれいな肌を手に入れましょう。
目次
30代のシミ対策化粧品、選び方のポイントは?
世の中には美白効果をうたった化粧品がいくつもあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そんな時には、次の3つのポイントに注目してみてください。
美白成分はこれに注目!
美白成分のはたらきを大きく分けると、「シミの予防」「シミ消し」「新陳代謝の促進」の3種類があります。
「シミ予防」に効果がある成分は、トラネキサム酸、こうじ酸、アルブチンなどです。
これらの成分はメラニンの生成を抑えて、新しいシミができにくいようにしてくれます。
「シミ消し」に効果がある成分は、ハイドロキノン、ビタミンC誘導体などです。これらの成分にはメラニン色素を薄くする効果があります。
既にできてしまったシミを消したい場合には、これらの成分が含まれている化粧品を選んで使ってみてください。
「新陳代謝の促進」に効果がある成分は、プラセンタエキス、酵母エキス、4MSKなどです。
これらによって肌のターンオーバーが促進されると、肌にあるメラニンが排出されるためシミが薄くなります。
このように、美白成分はそれぞれ働きが異なります。自分の目的に合わせて、必要な成分が入っているものを購入しましょう。
浸透力にもこだわって
美白化粧品を選ぶ際には、浸透力にもこだわりましょう。せっかく美白成分が入っていても、肌に浸透していかなければ効果が発揮されません。
ここで注意したいのは、防腐剤などの添加物です。添加物が多く含まれていると、美白成分が肌へ浸透するのを邪魔してしまいます。
どんなに美白効果のある成分が入っていても、添加物に妨害されてしまっては意味がありません。
肌に浸透しやすく、できるだけ添加物の少ないものを選ぶようにしましょう。
もし添加物を含む場合でも、フェノキシエタノールのように、自然界にある物質を使用しているものがおすすめです。
「エイジングケア化粧品」を始めてみよう
シミやしわなどの症状は、20代後半~30代で現れやすくなります。
その頃から肌トラブルが多くなったとか、肌質が変わったような気がするという方は、この機会にエイジングケア化粧品を始めてみるのもいいかもしれません。
「エイジングケアって何歳から始めるものなの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
何歳からという定義はありませんが、年齢に伴う肌の変化が気になりだした時すぐに始めるのがオススメです。
エイジングケア化粧品の中には、美白だけでなく、シミやしわ対策もできるものがあります。
「まだ自分には早いかな?」と思わず、早めに対策を取ってきれいな肌を保ちましょう。
30代のためのシミ対策化粧品、人気ランキング
- ビーグレン(b.glen)
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ピーグレンの美白化粧品には、国際特許を取得した独自の浸透技術の他、最強の美白成分として名高いハイドロキノンやビタミンA・Cの力でシミのない透明感溢れるお肌を導き出してくれます。
テレビCMなどの広告媒体を使っていないのに美白化粧品としてこんなに人気があるのは365日の返金保証といった安心性がひとつの理由かも知れませんね。
- サエル(saeru)
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ポーラ・オルビスグループが開発した敏感肌専門の美白化粧品です。美白有効成分がたっぷり配合された美白クリームの評判が非常に高く、その人気ぶりは数々の美容誌で特集されている程です。
低刺激でありながら頑固なシミにも効果的ですので、30代女性特有のゆらぎ肌の方でも安心して美白ケアができますよ。
- アスタリフトホワイト
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フジフィルムの独自技術を活かして誕生した美白ケア化粧品です。ナノ化したアルブチン、ビタミンC誘導体といった美白成分が、シミの元となるメラニンに効果的に働きかけ、透明感を甦らせます。
アスタリフトの代表成分であるアスタキサンチンやコラーゲンが加えられたことで、シミの予防だけでなく肌の弾力アップなどアンチエイジングにも期待できますよ。
- エファージュ
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- サントリーが提供するエイジング(※1)化粧品です。人気の秘密は独自に開発した「ラビス™」と呼ばれる酵母エキスです。 年齢肌のために開発された化粧品で、肌にハリを与えるとあって、40代以上の女性から特に高い評価を得ています。 ※1:年齢に応じたお手入れのこと
トライアルセットは2種類ありますが、美白(※2)タイプを選ぶと良いでしょう。 ※2 :メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
- セルピュア ブライトニングクリスタル
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ハイドロキノン配合の、ポイント悩みケアクリームです。ぽつんと目立ってしまったシミなど、気になる部分に塗り込むことで、部分的な集中ケアができます。
ハイドロキノンの他にも、アルブチンやビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体、ビタミンE、サリチル酸などを配合。肌のサイクルを正常に整え、潤いのある肌へと仕上げます。
30代から増えるシミ、その原因は?
10代20代ではなんともなかったのに、30代になって急にシミが増えることがあります。
なぜ30代からシミが増えてくるのか、その原因を解説します。
紫外線ダメージの蓄積
20代前半くらいまでは、特に何もしなくてもハリのあるきれいな肌を保てていたかもしれませんが、いつまでもそうはいきません。
20代後半から30代にかけて、それまで蓄積されてきた紫外線のダメージがシミとなって現れるようになります。
学生時代に屋外で部活をしていたり、頻繁に遊びに出かけたりしていた人は、その時に浴び続けた紫外線の影響がこれから出てくる可能性があります。
もし紫外線対策を怠ってきた自覚があるのであれば、早めにシミ対策をしたほうが良いでしょう。
<関連記事>:日焼け止めがハワイで禁止!その驚きの理由とは?
ターンオーバーの遅れ
年齢が上がるにつれて、肌のターンオーバーにかかる時間も長くなります。
20歳前後だと約1ヵ月で肌の細胞が新しいものに替わりますが、40代だとこれに約2ヵ月かかります。
では、このターンオーバーの周期を短くできればいいのかというと、そうではありません。
細胞のはたらきが年齢と共に衰えているため、周期が短くなれば未熟な細胞が出てきて、余計に肌トラブルを起こしやすくなります。
ターンオーバーの周期は、無理に変化させるのではなく、年齢に合った周期になるよう整えてあげることが大切です。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠や出産を経ることで、女性ホルモンのバランスが崩れることがあります。
女性ホルモンのバランスが崩れると、ターンオーバーに時間がかかってしまい、シミができやすくなります。
ホルモンバランスが崩れる原因は、妊娠や出産だけではありません。
ストレスや睡眠不足、栄養不足など、普段の生活が影響することもあるので注意が必要です。
<関連記事>:30代女性はシミが増加する?!その理由と対策を教えて!
化粧品だけに頼らない!30代からのシミ対策は?
化粧品を使う以外にも、シミ対策としてできることがあります。ここでは、今日から取り組めるシミ対策を3つご紹介します。
やっぱり紫外線対策が一番!
シミの一番の原因は紫外線です。今まで浴びてきた紫外線をなかったことにはできませんが、これ以上紫外線のダメージを受けないよう、しっかりと紫外線対策をしましょう。
理想的なのは、一年を通して常に紫外線対策をすることです。
夏が近づいて日差しが強くなってきたら対策する、という方は多いかもしれませんが、それでは不十分です。
曇りの日でも紫外線は降り注いでいますし、時期によっては真夏並みの紫外線量になることもあります。
日焼け止めや日傘、アームカバーなどの対策グッズを使って、できるだけ紫外線を浴びないように心がけましょう。
間違った洗顔・クレンジングをやめよう
きれいな肌を作るには、毎日の洗顔やクレンジングが大切です。
ですが、皮脂や汚れ、メイクなどをしっかり落とそうとするあまり、かえって肌を傷つけてしまう可能性もあります。
洗顔でもクレンジングでも気をつけたいのは、肌を強くこすらないということです。
肌が脂っぽかったり、メイクの洗い残しがないか気になったりすると、ついつい一生懸命になって力が入りやすくなりがちです。
しかし、肌を強くこすってしまうと、余分な皮脂や汚れだけでなく肌に必要な皮脂や水分まで洗い流すことになります。
そうすると、肌が乾燥してバリア機能が弱まり、シミやしわなどのトラブルが起こりやすくなります。
特に、洗浄力の強いクレンジングオイルや拭き取るタイプのメイク落としは、必要な皮脂まで落としたり肌に強い刺激を与えたりする危険性が高いです。
メイクを落とす際には植物性のオイルを使ってやさしく洗い、その後よく泡立てた洗顔料で顔を洗う「ダブル洗顔」がオススメです。
<関連記事>:シミ・美白のクレンジング、注意点は?
生活習慣を正してシミを改善!
睡眠不足やストレスなど、生活習慣に問題があると、ホルモンバランスが崩れて正常なターンオーバーが行われなくなります。
そうすると、肌がダメージを受けてもなかなか回復できず、シミができやすくなってしまいます。
運動不足や偏った食生活などもホルモンバランスが崩れる原因です。
一気に改善するのは難しいかもしれませんが、自分の生活を振り返って、気になるところを少しずつ改善していくようにしましょう。
それがきれいな肌をつくることにもつながります。
30代、シミをケアする化粧品は?