UVA、UVBとは?(紫外線の基礎知識)

「小麦色に日焼けした肌」は、かつては健康のシンボルといわれていました。テレビCMや雑誌でも、日焼けしたオークル色の肌が流行となっていた時期もあります。しかし近年では、紫外線は肌のシミの原因となるだけでなく、皮膚ガンとの関係も研究され始め、「日焼け=健康的」という考え方はなくなってきました。

太陽から地球上に降り注ぐ光には、いくつかの種類があります。そのなかで「赤外線」は太陽光線の約50%を占め、波長は760nm(ナノメートル)以上と最大のものです。他に「X線」や「ガンマ線」など、地球上には到達しない光線があります。上記の光線以外に、太陽から地上に降り注ぐ光線が「紫外線」です。私たちは、ひとくくりに「紫外線」と呼んでいますが、実は次のような種類があるのです。

紫外線A(UV-A)

地球上に降り注ぐ紫外線の約90%が、この「紫外線A(UV-A)」です。活性酸素を発生させる作用が強く、私たちの皮膚の真皮まで届いてコラーゲン線維やエラスチン繊維を切断してしまいます。

皮膚のコラーゲンやエラスチンの繊維が破壊されると、肌のハリや弾力が失われてしまうだけではなく、シミやしわ・くすみができやすくなります。

紫外線A波は、ガラスを通り抜けますので、室内にいても完全に避ける事ができません。つまり「建物の中にいたら紫外線対策をしなくても大丈夫」というわけにはいかないのです。

紫外線B(UV-B)

本来なら「紫外線B(UV-B)」は、地球を取り巻くオゾン層に吸収され、地上には届かない光線です。しかし昨今のオゾン層破壊に伴い、私たちの住む地表に到達するようになりました。

紫外線Bは免疫力の低下を招いたり、皮膚ガンや白内障の原因となるといわれています。日焼け時の皮膚の炎症や水ぶくれの原因とされ、シミやしわ、肌乾燥もこの影響によるものです。


紫外線C(UV-C)

3種類の紫外線のうち、最も強力で有害といわれているのが「紫外線C(UV-C)」です。Bと同様に、オゾン層の破壊が進むにつれ、しだいに地上に届くようになってきました。このまま地球のオゾン層破壊が進めば、皮膚ガンの原因といわれる紫外線Cは、人類を脅かす存在となっていくのかもしれません。


では、どう対処すればいいか?

まず、最も有害である紫外線C(UVC)に対する、有効な対処法は現在のところありません。これ以上、オゾン層の破壊が進まないよう環境問題に取り組むことがせいぜいですが、詳しくは下記のサイトが参考になります。

<関連サイト> オゾン層の破壊、私たちにできることは?

UVA、UVBについては日焼け止めクリーム、UVケア化粧品で対処する必要があります。とはいえ、紫外線A(UVA)と紫外線B(UVB)とで、防御するために必要となる成分は異なります。

詳しくは、下記の「SPF、PAとは?(UVケア化粧品の基礎知識)」をご覧下さい。


お役立ちサイト

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ここでは、肌に優しく長時間使用できる、SPF30前後のUVカット化粧品を人気ランキング形式で紹介します。参考にして下さい。