【美肌は食事から!】肌のくすみを改善する食べ物は?


肌のくすみは人に暗い印象を与えるだけでなく、自分の気持ちまで暗くしますね。

くすみのない明るい肌を作るには、スキンケアだけでなく、食事にも気をつける必要があります。


肌のくすみを改善する食べ物として何が有効かをまとめました。


肌がくすむ原因は?


まず、肌がくすむ原因について見ておきましょう。原因によってそれを改善する食べ物も変わります。

(原因1)乾燥

角質は潤っているときは透明度を増しますが、乾燥すると白っぽくくすんで見えます。

これは曇りガラスが濡れている時と乾いている時の透明感の違いと似ています。


また肌は乾燥すると、キメが乱れて角質のヘリが剥がれやすくなります。

所々で角質のヘリが剥がれると、ザラザラした感じになり白く粉を吹いたように見えることもあります。


乾燥して肌のキメが乱れると、洗顔をしても汚れや化粧品が落ちにくくなり、これもくすみの原因になります。

(原因2)血行不良

血行が悪くなると顔色は青白くなり、くすんで見えます。

これは、肌の色をほんのり赤く染めていた皮下の血液が少なくなるためです。


血行不良になると暗い色の静脈血が停滞するのも肌色が青く見える原因です。

特に目の下は、皮膚が薄いので停滞した血液の色が肌色に影響を与えやすいのです。


血液に含まれるヘモグロビンは、酸素を含んでいると鮮やかな赤色ですが、血液が停滞して酸素を失うと青黒く変色するため、顔色がくすんでしまいます。

(原因3)メラニンの蓄積

メラニン色素の蓄積も肌のくすみの原因です。

紫外線を浴びると肌のメラニンが増えますが、それ以外に肌をこする、ゴシゴシ洗うなどの刺激もメラニンを発生させる原因になります。


メラニン色素はターンオーバーによって肌の外へ排出されますが、ターンオーバーが乱れたり習慣的な刺激によってメラニンが作り続けられると、肌に蓄積してくすみの原因になります。

(原因4)糖化

糖化とは、糖分の摂りすぎによっておきる細胞の劣化です。

「体のコゲ」とも言われ、肌の細胞で糖化がおきると肌色が黄色っぽくくすんできます。


糖化は年齢とともに進むので、黄色いくすみは肌の老化現象の1種と言えますが、食生活によってその進行度合いは違ってきます。

糖化は肌の黄くすみの原因になるだけでなく、動脈硬化や認知症の原因にもなります。


肌のくすみをなくすには?


肌のくすみをなくすには、くすみの原因に応じた適切な対策が必要です。

くすみの4つの原因ごとに、対策を説明します。

(対策1)肌を保湿し、肌のターンオーバーを促す

乾燥によるくすみを改善するには、丁寧なスキンケアで肌を保湿することが大切です。

化粧水や美容液で保湿しただけでは肌の潤いは保てないので、乳液やクリームで潤いを閉じ込める必要があります。


保湿によって乾燥が原因のくすみが解消するのはもちろんですが、徐々にターンオーバーのリズムが正常化するので、メラニンの排出もスムーズになります。

ターンオーバーが正常化すると肌のキメが整って水分保持能力が高まり、乾燥しにくい肌になります。


また、キメの整った肌はバリア能力が高いので、肌への刺激によるメラニンの生産を防ぐ力も強くなります。

(対策2)冷えを改善し、血行を良くする

体が冷えると、血管が収縮して血行が悪くなります。

そのため冷えを改善することが、くすみの解消につながります。


冷えを予防するには、ストレスを溜めないことや規則正しい生活習慣で、自律神経のバランスを崩さないことが大切です。

ジョギングなどの軽い有酸素運動や、ぬるめのお湯で20分ほど半身浴をするのも血行改善に役立ちます。

(対策3)食生活を見直し、糖化を防ぐ

糖化を防ぐには食生活を見直して、とくに糖質・炭水化物の摂り過ぎに気をつけることが必要です。

また食べる量だけでなく、血糖値を急上昇させない食べ方も大切です。


血糖値が急上昇すると糖分がタンパク質や脂肪と結合しやすくなり、糖化が進行します。

糖化の影響は肌の深い部分で生じ、コラーゲン繊維を劣化させて深いしわを作るとともに黄色っぽく変色させてくすみの原因になります。


肌のくすみに効く食べ物は?


スキンケアや生活習慣の改善と並行して行ないたい、身体の中からのくすみ対策に有効な食品を紹介します。

冷えを改善する食品は?

冷えを改善する食品成分として、まず注目したいのが鉄分です。

鉄分は血液中で酸素を運ぶ役目をしているヘモグロビンに欠かせない成分です。


鉄分が不足すると体の組織に酸素が行きわたらないため新陳代謝が低下し、血行も悪くなります。

鉄分を多く含むのは、レバー、大豆、海藻、小松菜などの緑黄色野菜です。


レバーが苦手な人は赤身の肉、卵黄、青魚なども鉄分が豊富です。海藻や野菜の鉄分は、ビタミンCといっしょに摂ると吸収が良くなります。

ショウガも血行を良くし身体を温める食品で、レバーや肉を調理するときに調味料として使うと、血行促進の効果が高まります。

肌を健康に保つ食品は?

乾燥肌や肌荒れを起こしにくい健康な肌を作るには、肌の主要な構成成分であるタンパク質を不足させないことが大切です。

タンパク質は摂り貯めできないので、3度の食事でバランスよく摂取する必要があります。


ダイエットのために朝食は野菜ジュースだけ、というような食事をしていると、かえって美容のためにマイナスになります。

肉、魚、乳製品は高タンパク食品として有名ですが、アーモンドやクルミなどのナッツ類も高タンパクでおすすめの食品です。


ビタミンCはメラニンの発生を抑制し、コラーゲンの生成にも重要です。

またビタミンB6はタンパク質の代謝を促進する成分なので、肌の健康には欠かせない栄養素です。


ビタミンB6を多く含む食品にはマグロの赤身、レバー、牛肉、鶏肉などがあります。

糖化を防ぐ食品は?

肌の黄くすみの原因である糖化を防ぐには、糖・炭水化物の食べすぎに気をつけることが大切ですが、同じ炭水化物でも血糖値を上げにくい食品を選ぶことも重要です。

食品の食後の血糖値の上りぐあいを表す指標に「GI値」があります。


例えば白米のご飯はGI値が88なのに対し玄米は55で、白米より玄米の方が血糖値が上がりにくい食品であることを示しています。

GI値が60以下の食品を低GI食品と言います。糖化を防ぐには、なるべく低GI食品を選ぶことが大切です。


炭水化物食品で低GI値のものには、玄米、パスタ、ライ麦パン、オートミールなどがあります。


<【美肌は食事から!】肌のくすみを改善する食べ物は? まとめ>

  • 肌のくすみの原因には、乾燥・血行不良・メラニンの蓄積・糖化がある
  • くすみを改善するには原因に合わせた対策が必要
  • 冷えや血行不良からくるくすみには、鉄分の摂取が有効
  • 乾燥肌しにくい肌を作るには、タンパク質、ビタミンC、ビタミンB6が有効
  • 糖化によるくすみを防ぐには低GIの食品を選ぶことが有効