ルミキシルの美白効果とハイドロキノンとの違いは?



「肌の漂白剤」と呼ばれるハイドロキノンの、実に17倍もの美白効果が認められているのが「ルミキシル」です。ルミキシルは美白効果の高さだけでなく、効果の幅や使いやすさでも注目されています。

ルミキシルとはどんな成分でどんな美白効果があるのか、副作用の有無について、比較されることが多いハイドロキノンとの違いについて確認しておき、自分の肌悩みに合う美容選びの参考にして下さい。


ルミキシルってどんな化粧品?


アメリカで開発された美白クリーム

ルミキシル(lumixyl)は、アメリカ・スタンフォード大学の皮膚研究者たちによって開発された、局所用の美白クリームです。軽度から中等度の色素過剰の方に対し、外観の改善を目的として作り出されました。

天然由来のアミノ酸からなるタンパク質・ルミキシルペプチドを配合したクリームで、米国発のドクターズコスメとして知られています。


ルミキシルの正規品は医療機関で飲み購入することが出来ます。クリニックでのシミや肝斑治療と併用して使われることもあります。

酸化しにくいために美白効果が失われにくく、水溶性で肌なじみが良い、常温保存が可能といった特徴からも、美白化粧品としての使い勝手の良さが注目されます。ハイドロキノンやトレチノインといった美白成分や基礎化粧品と併用することも可能です。

ルミキシルの使用法

ルミキシルを使う際のポイントは、「他の化粧品と混ぜることなく、洗顔後最初に使う」ということです。こうすることでルミキシルが薄まることなく、美白効果を得やすくなります。

分量や塗り方は処方によりますが、基本として顔全体に塗り、シミや肝斑などの色素沈着が気になる部分には、最後にもう一度重ね塗りをします。


ルミキシルの塗布後は5~10分程度そのまま放置します。保湿効果があるためオールインワンの化粧品として使うことができ、乾燥が気になる場合には追加で保湿します。使い始めてだいたい2ヶ月程度で変化を感じる方が多いようです。

ルミキシルで美白しているからと、日焼け止めで手を抜いてしまうと、せっかくの美白効果が減ってしまいます。化粧品も日焼け止めも、年間を通して毎日の習慣にします。


さらにルミキシルを肌の奥まで浸透させ効果を高めたいときには、ピーリングで古くなった角質を落としてから塗ってみてください。


ルミキシルの美白効果は?副作用はない?


ルミキシル、美白のメカニズム

ルミキシルは、メラニン色素を黒色化する酵素・チロシナーゼの作用を強力に抑制することで、シミやそばかすの発生そのものを防ぎます。ルミキシルと比較されることが多いハイドロキノンには、チロシナーゼの働きを抑制し、メラノサイトを減少させる作用が認められています。


チロシナーゼの作用を抑制する力がどのぐらい強いのかを示す簡単な実験があります。じゃがいもの皮をむいたまま放置すれば茶色に変色しますよね。

これはメラニンが生成されるためですが、ジャガイモの断面にルミキシルを塗ると、変色が抑えられてじゃがいもは白いままなのです。肌でも同じことが起き、美白を維持することが出来ます。

様々な肌トラブルに効果的

ルミキシルは、シミだけにとどまらずそばかす、くすみ、ニキビ跡、肝斑といった色素沈着全般に対して美白効果が見られます。美容皮膚科で用いられるレーザー治療やフォトフェイシャルなどとルミキシルの塗布を組み合わせると、さらに相乗効果が得られます。

高い安全性

ルミキシルの無毒性・低刺激性は臨床実験によって確かめられており、細胞へダメージが少なく長期間使用することが可能です。美白成分では肌の乾燥を招くものがありますが、ルミキシルには保湿効果があり、敏感肌の方でも使えます。

美白で心配なのが、皮膚の一部が白くなり過ぎる「白抜け」ですよね。ルミキシルは塗布部分に均一に作用するので、局所的に白くなってしまうことはありません。


ルミキシル、ハイドロキノンとの違いは?


安全性の違い

ハイドロキノンと比較したルミキシルの最大のメリットは、使用時の安全性でしょう。天然由来なので副作用の心配がなく、美白効果の高さから低濃度でも効果を得ることが出来、肌への刺激が少なくて済みます。敏感肌の方でも安心してチャレンジできる美白成分なのです。

一方のハイドロキノンは美白効果は高いものの化学物質であり、刺激が強く敏感肌の方では肌荒れを起こすことがあります。


色素細胞を傷つけやすいハイドロキノンでは、白抜けの恐れから3ヶ月以上の継続使用はできませんが、ルミキシルなら長期で継続使用することが出来ます。美白ケアは継続が大切ですから、このメリットは大きいですね。

ハイドロキノンは紫外線に当たることで毒性のある物質に変化してしまうため、塗布したまま外出できません。一方ルミキシルは紫外線の影響を受けにくく、夜のお手入れだけでなく日中のケアでも使えます。

保存性の違い

ハイドロキノンは酸化しやすく、保存状態が悪いと変成して毒性が生まれ、肌荒れを起こしやすくなりますし、美白効果も減少しやすくなります。そのため開封後は、冷蔵保存で1~3ヶ月以内には使い切らなければなりません。

ルミキシルは酸化しにくいため、保管に神経質にならなくても大丈夫です。直射日光を避け、25度以下など熱くなり過ぎないように保管し、冷蔵すればより長持ちします。

開封後時間がたつほど劣化していくのはやむを得ませんが、毎日のケアで使用を続けるならば長期間放置することもなく、心配はいらないでしょう。

ルミキシルが効果的なのは「予防」!



美白効果に関してルミキシルがハイドロキノンよりも優れているのは、色素沈着の予防段階です。既に沈着してしまったシミを還元・除去する効果は、ハイドロキノンの方が高くなります。

求める美白効果によって「どの美白成分が合っているか」は違ってきますが、敏感肌の方やハイドロキノンが肌に合わない場合には、ルミキシルの使用が薦められます。


また、使用に注意が必要なハイドロキノンやトレチノインよりも、安全性が高いルミキシルであれば自宅でのケアに使いやすい、というメリットもあるでしょう。

どんな成分で美白を目指すとしても、毎日地道にケアを積み重ねることが大切です。毎日安心して使える美白化粧品は、インターネットで比較して探してみるといいですね。

<ルミキシルの美白効果とハイドロキノンの違いは?・まとめ>

  • 米国で研究開発された局所用美白クリーム
  • 洗顔後すぐにルミキシル単体で使い、10分ほど放置
  • チロシナーゼ抑制による美白効果はハイドロキノンの17倍
  • 無毒性、低刺激で保湿効果もあり安心
  • 保管しやすく日中にも使える
  • できてしまったシミにはハイドロキノンが効果的