美白効果のある食品で、内側からきれいに!


美白の効果を高めるには、スキンケアだけでなく体の内側からのケアも大切です。

美白効果が期待できる食品にはどんなものがあるかを詳しく説明します。


美白に効く食品の条件とは?

食品は体を作りエネルギーを生み出す素ですが、その中でも、美容や美白に欠かせない食品とはどんなものでしょうか?

美白に効く食品の条件を確認しておきましょう。

血行を良くする

肌に栄養を供給するのは血液なので、血行が悪いと栄養分が肌に行きわたらず、美白ケアの効果も上がりません。

栄養不足の肌はターンオーバーも遅れがちになり、古い角質やメラニン排出が遅れます。


血行の悪い状態が続くと肌の毛細血管の数が減少して、さらに肌への栄養補給が低下するという悪循環になります。

日頃から血行を促進する食品を摂ることで、肌に十分な栄養が行きわたる環境を作ることが重要です。

肌荒れを防ぐ

乾燥や肌荒れによる肌のかさつき、ざらつきは、肌色をくすませる大きな原因です。

荒れた肌は角質のヘリが剥がれて滑らかさがなくなり、触るとザラザラします。


そうなると肌の透明感がなくなり、白っぽくくすんだ感じになります。

肌荒れを防ぐには保湿が重要ですが、肌を丈夫にし、健康を保つ作用がある栄養素が不足しないようにすることも大切です。

活性酸素を抑える

活性酸素は細菌を撃退するなどの有益な作用がある反面、増え過ぎると細胞を老化させる弊害があります。

活性酸素は体内の新陳代謝や、紫外線を浴びたときも肌の内部で発生します。


肌で発生した活性酸素はメラノサイトを刺激してメラニンの生産を増やし、シミやくすみの原因になります。

「抗酸化成分」には、発生した活性酸素を抑える働きがあります。


しかし抗酸化成分の多くは人の体内では合成できず、食品に含まれる抗酸化成分を摂取する必要があります。

血行を良くする栄養素は?


血行を良くして肌に栄養を与え、ターンオーバーを促進する栄養素には何があるかを見てみましょう。

鉄分

血液中のヘモグロビンは細胞に酸素を運ぶ役目をしており、鉄分はヘモグロビンを作るのに欠かせない材料です。

鉄分が不足すると血液中の酸素が不足し、血行も悪くなります。


女性はとくに鉄分が不足しがちなので注意が必要です。

鉄分は、鶏・牛・豚のレバー、赤身の肉や魚に豊富に含まれています。


海藻や緑黄色野菜、大豆などにも含まれています。

鉄分は吸収率が低い栄養素ですが、ビタミンC、タンパク質といっしょに摂ると吸収率がアップします。

ビタミンE

ビタミンEには毛細血管を拡張する作用と、血液の凝固を防ぐ作用があり、どちらも血行促進に役立ちます。

ビタミンEをとくに豊富に含む食品は、植物油とナッツ類です。


魚介類や緑黄色野菜にも多く含まれています。

ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることで作用が増幅します。

DHA・EPA

DHA・EPAは血液をサラサラにして、毛細血管の血行を促進します。

DHA・EPAは、「不飽和脂肪酸」と呼ばれる脂肪分の1種で、サバ・イワシ・サンマなどの青魚に豊富に含まれています。


また植物油の中では、エゴマ油、アマニ油、シソ油が体内でDHA・EPAに変換されるα-リノレン酸を豊富に含んでいます。

DHA・EPAは熱に弱いので、これらを含む食品は長時間の加熱を避けて、手早く調理する必要があります。


肌荒れを防ぐ栄養素は?


肌荒れはメラニンが増える原因になります。肌荒れを防ぐ栄養素は何でしょうか?

タンパク質

肌はタンパク質でできているので、不足すると肌の健康を保つことはできません。

肉・魚・乳製品・大豆などの食品にはアミノ酸がバランスよく含まれており、肌の保湿に役立ちます。


タンパク質は夕食などでまとめて摂るのではなく、朝・昼・晩にバランスよく摂取しましょう。

肉は脂肪分少ない赤身肉(鶏肉ならササミや胸肉など)がおすすめです。

ビタミンB群

ビタミンB群は細胞の代謝活動を助ける栄養素で、健康で丈夫な肌を作る働きがあります。

とくにビタミンB1、B2、B6は、不足すると肌荒れしやすくなります。


ビタミンB群は肉類に豊富に含まれています。レバー、豚肉、うなぎ、マグロなどが代表的な食品です。

ビタミンB群は水溶性で調理の水にも溶け込みます。スープも残さずにいただきましょう。


一度にたくさん摂っても余った分は尿で排せつされるので、毎日こまめに摂る必要があります。

ビタミンC

ストレスや睡眠不足も肌荒れの原因になります。ビタミンCはストレスに対する抵抗力を高めて、睡眠の質を高める効果があります。

ビタミンCは果物や野菜に含まれる栄養素です。


ビタミンCは水溶性なので、野菜を切って水に長い時間さらすと何割かは失われます。

熱にも弱いのでなるべく生で食べるようにしましょう。加熱するときはできるだけ調理時間を短くします。


ちょっと意外ですが、ジャガイモにも豊富に含まれています。

ジャガイモのビタミンCは加熱しても失われにくいため、色々な調理法から栄養を摂取することが可能です。


活性酸素を抑える栄養素は?


活性酸素は肌の老化を早め、メラニンの生産を促進します。

活性酸素を抑える栄養素には、次のようなものがあります。

ビタミンACE(エース)

美肌を作る効果の高い「ビタミンACE(エース)」、つまりA・C・Eの3つのビタミンは、どれも、活性酸素を抑える抗酸化作用があります。

またこの3つを併せて摂ると、相乗効果で抗酸化作用が高まります。


ビタミンAは豚肉やレバーなどに豊富に含まれています。野菜ではニンジン、ほうれん草、パセリなどに豊富です。

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油炒めなどで調理すると吸収が良くなります。


なお、ビタミンC、Eについては先ほどご紹介した通りです。

ポリフェノール

ポリフェノールは、植物が紫外線の害から体を守るために作る抗酸化物質です。

私たちは植物が作ったポリフェノールを食べることで、活性酸素の害から肌や身体の細胞を守ることができます。


ポリフェノールにはメラニンの生産を抑制する美白効果もあり、食品ではココア、チョコレート、赤ワインなどに多く含まれます。

他にはコーヒー、緑茶、紅茶などの飲み物、果物ではブルーベリー、すもも、イチゴなどに豊富に含まれています。


ポリフェノールにはアントシアニン、カテキン、イソフラボンなど多くの種類があるので、1つの食品に偏らずに色々な食品から摂取するのが効果的です。

リコピン

リコピンも植物が作る抗酸化物質の1つで、ビタミンEの100倍といわれる強い抗酸化力があります。

美肌・美白には見逃せない栄養素の1つです。リコピンはトマトやスイカ、柿に含まれています。


リコピンは脂溶性なので、トマトを生で食べるときはドレッシングオイルをかけると吸収率が高まります。


美白効果のある栄養素も、単独では十分な効果を発揮できません。

血行を促進する食品と抗酸化作用のある食品を組み合わせるなど、バランスよく摂ることで効果が高まります。


<美白効果のある食品で、内側からきれいに! まとめ>

  • 美白には体の内側から効果を発揮する食品の摂取も重要
  • 血行を良くする食品は、肌に栄養を与え、ターンオーバーを活性化する
  • 肌荒れを防ぐ食品は、肌への刺激で増えるメラニンを抑制する
  • 活性酸素を抑える抗酸化食品は、肌の老化とメラニンの沈着を予防する
  • バランスよく栄養素を摂ると、相乗作用で美白の効果が高まる