数年後シミが大発生?!お肌に潜むシミ予備軍とは



年齢を経るにつれだんだんと肌の色はくすみがちで、これが顔の印象を暗くし、化粧のノリも悪くなってメイクに悩む方が増えてきます。

肌のくすみの原因となっているのが、肌の奥に潜んでいる「シミ予備軍」です。テレビ番組や雑誌の写真などで、「肌にライトを当てるとシミのような影(シミ予備軍)が浮かび、ショックを受ける・・・」というストーリーがありますよね。


確かにシミ予備軍は存在しますが、このストーリーのようにむやみに恐れべきもの、というわけではありません。

自分の肌にもきっとあるシミ予備軍とはどのようなものなのか、化粧品売り場で行われるシミ予備軍診断の注意点について紹介します。そのうえで、シミ予備軍の正しいチェック法と対策を実行していきましょう。


自分の肌にもある?!シミ予備軍とは?


肌深部にできたメラニン色素のこと

シミ予備軍とは、これからシミになるかもしれない、肌の深部に蓄積したメラニン色素のことです。確かにこれが肌の透明感を奪い、くすみの一因となっています。

ただし将来的に、シミ予備軍の全てが肌表面に浮き出てシミになる、というわけではありません。


そもそもメラニン色素は、紫外線ダメージから肌を守るために作られるもので肌機能として正しい反応であり、肌に必要なものです。つまり、健康な肌には必ずシミ予備軍が存在します。

日焼け対策ができていて、浴びる紫外線量が多くなく、肌のターンオーバーが正常に機能していれば、シミ予備軍は肌が生まれ変わる際に自然に排出され、シミとはなりません。


ただし紫外線量が多過ぎてメラニン色素が大量になったり、年齢や生活習慣の悪化で肌のターンオーバーが乱れ、メラニン色素の排出が滞ることで、シミとして沈着してしまうのです。

シミ予備軍は見ることができる?

シミ予備軍は、特殊な器機を使用して、目で見ることが可能です。デパートの化粧品売り場やエステ店、美容クリニックなどの医療機関に機器が置かれており、顔の内側を撮影することで、シミ予備軍が黒い点として写し出されます。

医療機器専用の肌診断機では、シミ予備軍だけでなく、肌年齢やまつ毛のボリューム、シワや毛穴、キメ、ニキビの原因菌など、詳細な肌診断をすることが可能です。

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化粧品売り場のシミ予備軍診断は要注意!



シミ予備軍がシミの素・種であることは間違いありません。ただし、一部のデパートの化粧品売り場や、エステ店などで、必要以上にシミ予備軍への恐怖心をあおり、商品やサービスを購入させようとする商法が、実際に存在します。

化粧品売り場で行われる診断パターン

ブラブラとウィンドウショッピングをしていると、美容部員から声をかけられます。「肌の無料相談会です」「無料お試しキャンペーン中です」「アンケートにご協力下さい」「美容に関する意識調査を行っています」など、色々な言葉で興味を引きます。

断ることが苦手な日本人は、突然このような声をかけられるとつい反応しがちです。こうして言葉を交わしているうちに親近感がわき、「10分ぐらいなら」とカウンターに案内されてしまうのです。


アンケートに回答したり、簡単な肌の相談をしたら、早速本題の「肌の無料診断」が行われます。美容部員は医療機器を扱えないので、シミ予備軍発見装置といっても信頼できるものとは限りません。

機器で肌を調べると、「いつのまにかこんなにシミの素が出来てるんです」「あと何年かするとこれだけのシミができます」「角質の老化がこんなに・・・」といった言葉で、「今対策をしないと大変なことになる」という意識を植え付けます。


シミ予備軍の考え方自体根拠のないものですが、「プロのモデルは10代の頃からエステに通っている」「肌がきれいなタレントの〇〇はこの化粧品を使っている」といった話を持ち出すことで脅しを強化し、高額な美白化粧品や美顔器などの購入を勧めてくるのです。

冷静に肌の傾向を把握することが大事

こういった肌診断を受けて、美容商品を購入するかどうかは個人の自由です。ただしその場の雰囲気に流されて、必要以上の恐怖心から買い物をしてしまうのはやはり間違っています。後になって後悔することになってしまうでしょう。

診断器に写る黒い影は、あくまで「よく働くメラノサイトの集積」であって、これがシミになるかどうかは肌管理次第です。そして黒い影は「メラニンの過剰生成に注意」という黄色信号でもあります。


冷静に肌状態を観察し、シミリスクが拡大しているのか、肌のターンオーバーはどうなっているか、その傾向を知ることが大事です。肌診断は、改めて自分の肌に合った美白ケアについて考えていくきっかけと言えます。

勧誘されがちな商品として、ピーリング剤やスクラブ洗顔があります。これらの商品で強制的に肌を生まれ変わらせると一時的にシミが薄くなるように見えますが、一方で肌が無防備になり、メラニン色素を過剰生成してしまうリスクがあります。

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シミ予備軍のチェック方法と対策


シミ予備軍をセルフチェック

以下の項目に当てはまるほど、シミ予備軍の発生リスクが高いと考え、ケアを見つめなおす必要があります。

・紫外線を浴びる機会が多い
・若いとき日焼けしていた
・生活習慣が乱れがち
・肌が敏感で荒れやすい
・最近肌がくすんできた
・ファンデーションの色が合わない気がする
・化粧ノリが悪い
・肌診断でシミ予備軍が多いのを確認した

シミ予備軍の対策は?

・生活習慣を改善
栄養バランスの良い食事を正しいリズムで摂ること、十分で質のよい睡眠、適度な運動習慣など、生活リズム全体を整えましょう。不規則になるほどシミ予備軍が増え、さらにはシミとなってしまう確率が高まります。ストレスを溜めないことも大切です。

・UV対策を徹底
シミの主な原因は紫外線です。シミ予備軍を増やさず排出できるよう、1年を通して、日差しの強くない日でもUVケアに心掛けます。

日焼け止めクリーム自体が肌の負担になる場合があり、お天気や外出時間に応じて、いくつかの日焼け止め商品を使い分けるのがおすすめ。日傘や帽子、長袖の上着といったアイテムも活用しましょう。

・美白ケア
どんなに対策しても、ある程度のシミ予備軍は生まれてしまいます。これをシミとして残さないために、シミが目立たない時期から美白ケアしていくことが大切です。

シミ予備軍が気になるときには、ハイドロキノンやビタミンC誘導体、アルブチンやトラネキサム酸など、メラニン色素の生成を抑える成分が入ったものを選んでみましょう。

美白化粧品の口コミサイトなら、いくつかの候補を見つけられるはずです。肌の乾燥を強めたりしないよう、正しい肌ケアを実践することも大切です。

<数年後シミが大発生?!お肌に潜むシミ予備軍とは・まとめ>

  • 肌深部に蓄積したメラニン色素を指す
  • 健康な肌には必ずシミ予備軍は存在する
  • 専用の機器でシミ予備軍を目で見ることが可能
  • 化粧品売り場やエステ店での強引な肌診断に注意
  • 肌状態の傾向を知り、落ち着いて美白ケアを検討する
  • 早めの美白ケアでシミ予備軍を増やさない