乾燥肌×美白ケア、注意点やポイントは?



ハリがあり、すべすべとした美しい肌は理想的ですが、実際には脂っぽく感じたり、乾燥しがち、敏感肌でピリピリするなど、肌悩みを抱える方が多いのが現実です。

なかでも大人に多いのが乾燥肌です。乾燥肌の方がそのまま美白ケアをすると、美肌どころか、肌の調子を悪化させやすいことをご存知ですか?乾燥肌の方の美白ケアに注意が必要なのはなぜか、美白ケアのポイントについてご紹介します。


乾燥肌の美白ケア、注意点は?

乾燥した肌はどんな状態?



肌の潤いは美肌だけでなく、肌の健康にとっても欠かせない条件です。肌内部は、水分によって保護されています。乾燥によって角質層の水分が失われ、皮脂や脂質量も少なくなると、肌本来のバリア機能は低下してしまい、外部からの刺激がそのままダメージとして内部に伝わります。

乾燥で肌は柔軟性を失い、割れやすい陶器のように固く壊れやすい状態です。紫外線のダメージは大きく、また新陳代謝の滞りによってシミの元が排出できずに、シワにもなりやすくなります。

美白ケアがシミを増やす?

美白化粧品では、肌に潤いを与えるというよりも、ある程度刺激のある成分を用いて新陳代謝を促す成分が含まれているものが多く見られます。例えば角質を剥がすピーリング効果がある、フルーツ酸や乳酸などです。

乾燥肌にこのような成分を使うと、シミのあるところだけでなく必要な角質までがピーリングされて、乾燥が進んでしまいます。また美白といえばビタミンCは定番ですが、ビタミンCには皮脂分泌を抑える作用があり、やはり肌乾燥が悪化しがちです。


保湿が重視されていないさっぱりタイプの美白化粧品を使用したときに、肌のかさつきや赤みを感じるのは、このように乾燥が一因になっています。

肌質や化粧品成分をよく確認しないまま美白を目指してしまうと、肌が荒れてしまったり、シミが濃くなったり、毛穴の黒ずみが目立ってしまうリスクがあります。


乾燥肌×美白ケア、ポイントは?


まずは保湿

乾燥肌の方は、美白ケアの前に、もしくは美白と並行して保湿を重視します。化粧水や乳液、美容液など毎日のスキンケア化粧品に乾燥肌用のものを使い、たっぷりと保湿して肌の潤いを取り戻しましょう。

美白ケアでも、やはり保湿を重視した商品を選びます。保湿が期待できるのは、1gで6リットルの水分を保てるというヒアルロン酸のほか、角質細胞を整え保水力抜群のセラミド、アミノ酸、浸透型コラーゲン、グリセリンやスクワランといった成分です。抗炎症作用がある植物エキスなども、乾燥しがちな肌を整えるのに役立ちます。

ケア方法では、保湿のベストタイミングである洗顔後は、出来るだけ早く化粧水をつけて浸透を促します。基本となる化粧水と乳液を重視し、手のひらやコットンで優しくケアすること、使用順は浸透を考えて、化粧水など水っぽいもの→乳液やクリームなど油っぽいものの順序で使うのもポイントです。

正しい洗顔が大切

正しいスキンケアの基本は、洗顔です。化粧品のように「肌に何を与えるか」も大切ですが、「肌の汚れを落とす」洗顔も重要です。洗顔が間違っていると、いくら質の高い潤い成分、美白成分を補っても、充分に浸透させることができません。

洗顔の仕方が間違っていると、肌汚れや洗顔料が残ってしまうほか、肌の乾燥がより一層進んでしまうリスクがあります。美白どころか、肌荒れ、シミやニキビ、くすみの悪化の原因にもなるのです。


乾燥肌の美白洗顔では、「肌への負担を最小限にして汚れはしっかり落とす」のがコツです。回数は朝と晩の2回で十分です。

美白が気になるからといって、スクラブ入りやピーリング効果のある洗顔料では肌へのダメージが強すぎます。化学物質などの添加物ができるだけ少ない、肌に優しい洗顔料を選んでください。


細かいクリームのような泡を肌に乗せ、指で洗うのではなく泡で汚れを浮かすように、優しく洗います。乾燥した肌に、冷たい水や熱いお湯は刺激が強すぎます。お湯の方が汚れが落ちるように感じるかもしれませんが、熱すぎると必要な皮脂や水分を奪ってしまいます。

32度前後のぬるま湯で、肌を擦らずにやさしくすすいでください。すすぎ残しは問題ですが、すすぎ過ぎにも要注意です。最後のタオルでの拭き上げまで気は抜けません。清潔で柔らかいタオルを使い、肌を押さえる感じで水分をふき取ること、擦らないことが大切です。

美白ケアは休まない



強い紫外線が気になる夏場だけ、日焼けやシミが気になったときだけに美白化粧品を使っていませんか?美白化粧品は応急処置ではなく、普段のスキンケアのひとつとして、シミやくすみの予防として使用するものです。

美白化粧品を使えばすぐにシミが消える、というものではありません。肌が生まれ変わる周期を考えれば、商品の効果を試すには少なくとも3ヶ月以上様子を見、そして年間を通して肌全体を美白ケアしていく積み重ねが大切になります。

また、不規則な生活で肌の新陳代謝が遅れがちでは、美白化粧品の効果が減ってしまいます。栄養バランスの良い食事、充分な睡眠、適度な運動で代謝のいい体をつくることが基本であることを忘れないようにしたいですね。

<乾燥肌×美白ケア、注意点やポイントは?・まとめ>

  • 乾燥した肌はバリア機能が低下し、ダメージを受けやすい
  • さっぱりタイプの美白化粧品は乾燥を促してしまう
  • 保湿を重視したスキンケア、美白ケア化粧品を選ぶ
  • 刺激を与えずに汚れを落とす洗顔がポイント
  • 美白ケアは年間を通して、生活習慣の見直しも大切