日焼け止め効果をアップさせる方法は?



日焼け止めをきちっと塗っているつもりなのに、鏡を見ると顔が赤くなっていたり、体にも日焼け跡が・・・という経験はありませんか?そんなとき「日焼け止めの効き目が足りないのかも?」と考えるかもしれません。

実は効き目というよりも、塗り方が間違えている可能性があります。日焼け止めはただ塗るだけでOK、と思っている方は少なくないのではないでしょうか。

せっかくのお金と労力を無駄にしないためにも、実はNGだった日焼け止めの塗り方、そして効果をアップさせる塗り方について知り、さっそく実践していきましょう。


あまり意味なかった!NGな日焼け止めの塗り方

一度塗るだけではNG



日焼け止めをサッと一度塗っておしまいにしていませんか?実はこれがNGで、日焼け止めの基本は二度塗りです。一度では塗りムラが出てその部分が日焼けしてしまいます。これを防ぐため、二度塗りをしてムラを減らします。

日焼け止めは三度塗りが必要、という美容専門家もいるほど、重ね塗りは重要です。もったいないし面倒だからと一度塗りで日焼けをしてしまっては、将来のシミの元になってしまいます。

塗り直さないのはNG

日焼け止めは意外に水に弱く、夏ともなれば汗でどんどん流れ落ちていきます。ウォータープルーフで撥水効果がある商品を使っても、水に浸かるほど落ちていきますし、水から出てタオルで拭くことでもやはり日焼け止めが剥がれ、予防効果が落ちていきます。

汗をかいていなくても時間の経過で紫外線カット力はどんどん低下し、無意識に顔を触ったりすることでもまた、日焼け止めは剥がれ落ちているのです。


SPF1というのは、約20分間紫外線を防ぐことを意味しています。つまりSPF30であれば、20分×30=600分、10時間紫外線をカットできるということになります。ただしSPFの足し算は出来ず、SPF30のファンデーションを重ねても、倍の20時間紫外線をカットするというわけではありません。

紫外線カットの化粧品を使っているからと安心しずぎず、数時間おきに塗りなおすように心がけましょう。商品によっては2時間おきの塗り直しを推奨するものもありますが、日焼け止めの剥がれ落ちや機能低下を考えて、3時間程度が塗り直しの目安と考えます。

水辺以外でのスポーツ時や遊ぶときなどでもウォータープルーフタイプの日焼け止めを使うようにすると、通常の商品よりは汗による流れ落ちを防ぎ、効果維持を期待できます。

量が少ないのはNG



日焼け止めの適量を使えている方は少なく、ある調査では、多くの方が必要量の1/4程度しか使っていないと報告されています。これでは十分な効果が得られないはずですよね。

日焼け止めの性能を調べる試験で使われる基準量は、1平方センチメートル当たり2mgです。顔に対してはだいたい0.8g、つまり500円玉ぐらいが必要といえます。


ファンデーションが崩れるのが嫌だから日焼け止めは少量・薄めにする方がいるかもしれませんが、そのせいで後々シミになっては意味がありませんよね。

日焼け止めでオイリーになりがちなときには優しくティッシュオフすることで、油分だけ吸い取ってからファンデーションを使ってみてください。

塗ってすぐ出かけるのはNG

日焼け止めを塗ってすぐのべたべたした状態では、紫外線カットの効果が十分に発揮されません。サッと塗るというよりも、肌になじませるように塗り込んで、30分程度経過してから外出するようにします。

肌が乾燥していてはNG

肌の潤いは化粧ノリを良くするだけでなく、肌を保護するという大事な役割があります。潤っている肌は乾燥した肌よりも、効率よく紫外線を跳ね返すことができます。

日焼け止めを塗っても、肌が乾燥していては十分な効果を期待できません。スキンケアでしっかり保湿するほか、日焼け止めそのものに保湿機能がついているものを選ぶとなお安心です。

古くなった日焼け止めはNG

日焼け止めは開封するとどんどん酸化が進み、紫外線カット効果が減るだけでなく、使うことで肌トラブルにつながる可能性があります。夏のビーチや車内といった環境は、通常の環境よりも成分の劣化を進めてしまいます。

日焼け止めはひと夏で使い切ることを基本にして、かなり前に開けて使っていなかったものは、もったいなくても使わないようにしたいものです。


日焼け止め効果をアップさせる塗り方、ポイントを紹介!

ポイント1.日焼け止めを塗る順番



化粧をするとき、日焼け止めの効果を最も高めるには、化粧水の次、化粧下地の前のタイミングで日焼け止めを使用します。つまり、下記のような順番です。

化粧水→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション

日焼け止めの前にまずは化粧水で保湿することで、日焼け止めの浸透力が高められます。最後にフェイスパウダーやパウダーファンデーションなどの粉で上からしっかりと押さえることで、日焼け止めの崩れによるまだら焼けを防ぎます。

ポイント2.タイプ別の塗り方

少し固めのクリームタイプの日焼け止めもあれば、サラッとした乳液タイプのものもあります。このような形状によって、より効果的な塗り方が変わってきます。

クリームタイプの場合、手のひらに適量を取ったらまずは手のひらでのばし、反対の手の指全体にクリームをなじませます。


そのクリームを面積の大きい部分から、左右の頬→おでこ→鼻→あごの順につけ、内側から外側へリフトアップするようなイメージで、手のひらで優しくのばしてなじませます。

この方法であれば、500円玉大の適量の日焼け止めであっても白っぽさを残すことなく、ムラなく顔全体に塗り広げられます。特に日に当たりやすい鼻や頬骨などの高い部分には重ねづけすると安心です。


乳液タイプでは、手のひらではなく指に直接取り、そのまま顔につけて優しく全体にのばしていきます。これは、乳液タイプは肌へ吸収されやすく、クリームタイプのように手のひらに取ってしまうと、手のひらに日焼け止めが吸収されてしまうためです。

顔以外の腕や首などに塗るときには、乳液タイプ同様に、塗りたい部分に指で直接つけて、全体にのばすようにします。

ポイント3.塗り直しの方法



日焼け止めを塗りなおすときはいきなり塗るのではなく、まずはティッシュなどで汗や皮脂を拭き取ります。肌に汚れがついたままでは、日焼け止めが肌にしっかりなじみません。

拭き取り化粧水で拭き取ってから日焼け止めを塗りなおすのが理想ですが、余裕がないときにはティッシュオフして、UVカット機能のあるパウダーをはたくだけでも効果があります。手が届きにくい背中などにはスプレータイプがおすすめです。

クリーム以外の対策グッズ

日焼け止め以外にも、紫外線カットのためにできる対策をしましょう。UVカット生地のパーカーを羽織ったり、帽子をかぶったり、ハイネックの服を着るのもいいですね。衣類で熱がこもりがちになるときは、水分を充分に摂ってください。

UVカットサングラスで目を守ることも忘れないようにします。紫外線透過率0.1以下のもので、フレームが大きく横からの紫外線も防げるデザインがベストです。レンズの色が濃すぎると視界が暗くなって瞳孔が開きすぎ、紫外線が過剰に吸収されてしまうため注意してください。

しっかり塗った日焼け止めは、帰宅したらしっかりクレンジングして保湿することが大切です。スキンケアでは美白化粧品を利用すると、日焼けやシミなどのダメージを予防しながら、より美しい肌を手に入れることができます。

<日焼け止め効果をアップさせる方法は?・まとめ>

  • 二度塗りを基本に3時間程度で塗りなおす
  • きちんと紫外線カットできる適量は500円玉大
  • 塗ってから30分程度肌になじませて外出
  • 化粧水で保湿してから日焼け止めを塗ってメイク
  • クリーム状か液状かで効果的な塗り方が違う
  • 塗りなおす前にまずは汚れを取り除く