美白成分について



ここでは美白成分について説明します。

美白成分とは、簡単に言うとシミに効く成分のことです。ただ、これだけですと、あまりにざっくりしすぎて意味が伝わらないと思いますので、もう少し詳しく説明します。


美白成分について理解するためには、シミができるメカニズムについて理解する必要があります。

ですので、ここではいったん美白成分から離れて、シミができる仕組みについて説明します。


皆さんお気づきの通り、シミができる原因のほとんどは紫外線によるものです。一説ではシミの原因の8割は紫外線と言われています。

ここでは、紫外線がなぜシミの原因になるのか解説します。


皆さんが紫外線を浴びると、肌の奥にあるメラノサイトと呼ばれる細胞が反応します。

このときメラノサイト内のチロシナーゼと言う酵素の働きにより、メラニン色素が作られます。このメラニン色素をメラノサイトから皮膚内に排出することで、紫外線によるお肌の攻撃を防ぐことができます。


つまりメラニン色素は、紫外線からお肌を守る働きをするのです。このメラニン色素は肌のターンオーバーにより、肌の表面まで排出され、きれいに消えてなくなります。

このように、メラニン色素というのは本来は、我々の味方なのです。


ですが、紫外線を大量に浴びてしまうと、それを防ぐためにこのメラニン色素も大量に作られます。少量のメラニン色素であれ肌の力により、お肌から排出されますが、メラニン色素の数が多すぎると排出しきれません。

また日々の生活の乱れやストレスなどにより肌のターンオーバーの力が衰えると、排出されるメラニンの数も減り、いっそう肌にメラニン色素が残りやすくなります。

このお肌に残ったメラニン色素がシミとなって我々の目に触れるのです。

以上がシミができるメカニズムです。これを踏まえて美白成分の働きについて説明します。



美白成分の働きは大きく言って、次の3つのどれかです。

1 、メラニンの生成を抑える働き(シミ予防)
2 、メラニン色素を単色化する(シミ消し)
3 、メラニンの排出を促す(お肌の力を高める)


それでは、それぞれについて説明します。


1 、メラニンの生成を抑える働き
メラニンの生成を抑えるとは、簡単に言うとシミをできにくくすることです。シミを予防すると言い換えてもいいでしょう。

これ以上シミを悪化させないためには大事な働きですが、シミ消しとしての即効性には欠けますし、できてしまったシミをこの成分だけで消すのは難しいかもしれません。

この働きを持つ代表的な美白成分は、アルブチン、こうじ酸、エラグ酸、トラネキサム酸などです。


2 、メラニン色素を淡色化する
メラニン色素を淡色化するとは、簡単に言うとシミを薄くすることです。

これがいわゆるシミ消し・シミ取りとしての美白効果になります。できてしまったシミをなくすためには、欠かせない働きですね。この働きを持つ代表的な美白成分は、ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなどです。


3、メラニンの排出を促す
先ほど上で説明した通り、肌には本来シミを薄くするための働きがあります。それが肌のターンオーバー(新陳代謝)です。

肌の新陳代謝を行うことで肌の中にあるメラニン色素が排出され、シミが薄くなります。

メラニンの排出を促すとは、この肌のターンオーバーの働きを高めることを指します。この働きを持つ美白成分の代表は、酵母エキス、4MSK 、プラセンタエキスなどです。


以上、美白成分について駆け足で説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

それぞれの美白成分についてもっと詳しく知りたいという方は、以下で紹介してますので参考にしてもらえればと思います。

美白成分の関連記事


美白成分についての注意点

ところで、先ほど美白成分の働き方について3つの区分を紹介しました。

なぜ、こうした区別について説明しているのかというと、この3つのどれかを満たしていれば美白成分として認められるからです。

つまり、いくらテレビCMなどで、美白化粧品として大々的に宣伝していても、実はシミ予防の効果しかないなんてケースもあるのです。

ドラッグストアやネットで美白化粧品を購入する際は、この点十分にご注意ください。


 シミを消す化粧品の人気ランキング